2011年05月12日
青森の桜
大きな地震があったものの、
今年も桜は花を咲かせました。
先週見てきた青森の遅い春です。
『冬のソナタ』に出てきそうな並木道ですが、
場所は青森市浪岡です。
わたしは、ひそかに
「冬ソナロード」と名づけました。
ここは水の湧き出る湿原で、
周りを桜に囲まれています。
水面(みなも)に写る桜が、
風に吹かれて揺れていました。
浪岡には、もうひとつ桜の名所があります。
中世の北畠氏の館、浪岡城跡です。
北畠氏は落ち延びてきた南朝方の公家で、
津軽地方を支配する豪族でした。
幾重にも堀に囲まれて本丸があります。
その本丸が、桜の花で覆い尽くされています。
浪岡城から望む八甲田の山々は、
まだ雪で白く覆われていました。
花岡荘の広々とした芝生の上には、
鯉幟がはためいていました。
花岡荘は、地元の農家が集まる、
静かな温泉です。
最後に、夜桜を紹介しましょう。
全国有数の桜の名所、弘前城です。
弘前城の桜は染井吉野ばかりではなく、
枝垂桜など多くの種類があります。
お薦めは西堀の桜のトンネルで、
堀にかかる橋の赤い欄干を
少し離れて眺めるのもいいものです。
2011年01月01日
謹賀新年
明けまして、おめでとうございます。

昨年は、いろいろな方との出会いがあり、
みなさんにたいへんお世話になりました。
どうぞ、ことしもよろしくお願いします。
2011年が、みなさまにとって、
よい年でありますように。
2010年11月10日
中野紅葉山(青森県黒石市)
先日、青森県黒石市にある
中野紅葉山を見てきました。
紅葉の名所として知られているところです。

すでに日の暮れかけた頃に着いたのですが、
ライトアップされていました。

美しい渓流沿いに、紅葉の山があります。
江戸時代に弘前藩のお殿様も
この風景を見に来たそうです。

水の音、土のにおい、
風の冷たさが心地よく、
晩秋を感じたひとときでした。
2010年11月08日
交流会の様子
先日行なった青森二胡教室と
NHK青森文化センター二胡講座の
交流会の様子です。
これは、7人の二重奏でした。
ほかに3人の三重奏もあり、
また11人の方がソロの演奏を披露してくれました。
プログラムに挿絵を描いてくれた
生徒さんもいらっしゃいました。

参加されたみなさん、
たいへんお疲れさまでした。
2010年10月23日
二胡交流会
NHK青森文化センター二胡講座の
交流会を行ないました。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。
それぞれの演奏を発表してもらったほか、
二重奏や三重奏を演奏したグループもあり、
お互いによい刺激になったと思います。
この交流会では、
プログラムに挿絵を描いてくれた方もあり、
歌を唄ってくれた方や、
太極拳を披露してくれた方もあって、
二胡だけではない花も添えてくれました。
懇親会で
「いままで経験したことのない心温まる会でした」
という感想も聞けたので、
これからも年に何度かは開いていきたいと思います。
2010年10月16日
2010年09月26日
10月の交流会に向けて
むしろ秋を通り越して寒いくらいです。
朝晩はストーブを焚いています。
さて、青森二胡教室と
NHK青森カルチャーセンターの二胡講座は、
合同で交流会を行なうことにしました。
この「交流会」というのは、
生徒さんどうしでお互いの演奏を聴いて
交流しようというものです。
この交流会を10月23日に開くので、
みなさん頑張っているところです。
2010年09月02日
黒猫も、のびた
いっときは夜になると涼しい風も吹いていた青森ですが、
9月になっても真夏日が続いています。
きょうも熱帯夜だとか。
青森でもこの暑さなら、
全国の皆さんはもっと暑いのでしょうね。
きょうは、二胡(ニコ)ではなく、
ネコの話題です。
我が家には、一匹の猫がいます。
アメリカン・ショートヘアーのオスで、
名前は「クロ」。
前の飼い主がつけた名前で、
色が黒いからでしょう。
少し太っていますが、
かなりすばしっこく走ります。
競馬の馬かと思うほどです。
ところが、ここ連日の暑さで、
ご覧のとおり、
のびてしまいました。
「暑いニャン、ナントカシテクレ~」
という感じでしょうか。
2010年08月31日
日本のハーブ
赤とんぼを見たときに摘んだ蓬(よもぎ)が、
十日のあいだ陰干しして、
からからに乾燥しました。
手にとると懐かしい草原の香りが。
子どものころ岩木川の土手を駆け回って、
遊んでいたころの記憶がよみがえります。

「日本のハーブ」とタイトルに書いたのは、
この蓬のことです。
昔から日本人は蓬を薬に使ってきました。
漢方にも韓方にも使われています。
お灸やお茶・風呂に使うのが普通でしょうが、
わたしは洗面器に蓬を入れて、
熱湯を注ぎ、その湯気を浴びます。
最近は暑いので、眠れないときは、
足湯に使うことも。
ハーブは、西洋のものとばかりと思っていましたが、
こんな身近なところにも、あるのですね。
2010年08月28日
青森ねぶた2010年
東京の友だちが
「ことしの青森のねぶたが観たい」
と言ってきたので、
少し時期はずれですが、
紹介したいと思います。

(画像1:千葉作龍「地獄変」消防二分団)
芥川龍之介の小説『地獄変』を題材にしているのですが、
純文学を主題にした初めてのねぶたなのだそうです。
御所車に炎に焼かれる娘の姿が見えませんが

(画像2:千葉作龍「地獄変」の御所車)
横から見ると御所車に娘が乗っていました。
これは影絵です。
影を描いたのではなく、影絵で表現するところが、
作龍さん独特の技法です。

(画像3:千葉作龍「地獄変」見送りの大臣)
見送りは、地獄に落ちていく、
堀川の大臣(おとど)。
ねぶたは正面からばかりでなく、
横からも、後ろからも、見るものです。
青森の人は、ねぶたを見送りながら、
秋の訪れを感じるのです。

(画像4:柳谷優浩「天神~菅原道真」日本通運)

(画像5:柳谷優浩「天神~菅原道真」見送り)
ねぶたが去っていく姿に、
なんとなく淋しげな余韻を感じませんか?

(画像6:愛好会の前ねぶた)
大きなねぶたの来る前に、
「前ねぶた」と呼ばれるものがあり、
これは子どもたちが曳いています。

(画像7:愛好会の運行)
曳く人がいないと、
ねぶたは動きません。
電線に引っかからないように、
観客によく見えるように、
「扇子持ち」が指示を出します。

(画像8:諏訪慎「三国妖狐伝」ねぶた愛好会)
愛好会のねぶたは少し昔風です。
人物の胴体と足が、
骨組みではなく、墨書きで区別してあるだけです。
針金ではなく、竹で骨組みを組んでいた時代の、
名残りがあって、懐かしい感じがします。

(画像9:諏訪慎「三国妖狐伝」見送り)
見送りに枠が付いているところが、
昔の組ねぶた風です。
人形を組んで作るねぶたを、
「組ねぶた」と言いました。
このねぶたの狐の影は、墨で描いたものです。
こちらが普通で、作龍さんのほうが特別なのです。

(画像10:化け人)
ふざけた格好をして、とお思いでしょうが、
ふざけているのです。
普通ではない姿に化けるので、
化け人(ばけと)と言います。
化け人は青森ねぶたに欠かせないのですが、
だんだん少なくなってきたので、
いまでは保存会があるのです。

(画像11:出世太鼓)
青森ねぶたには、
出世太鼓と凱旋太鼓の二つの大太鼓が、
日替わりで参加します。
弘前にも、五所川原にも、大太鼓があって、
どれも世界一の大太鼓を自称しています。
秋田県の鷹ノ巣にも、
「世界一の大太鼓」がありますが、
どれが世界一なのかと詮索するのは、
野暮というものです。

(画像12:青森工業高校の担ぎねぶた)
青森のねぶたは、
昔はこのような担ぎねぶただったそうです。

(画像13:穐元和生「独眼流政宗」東北電力)
昔風のねぶたを、もうひとつ。
これは名人・鹿内一生のお弟子さんのねぶたです。
「荒川ねぶた」の独特な雰囲気があります。

(画像14:穐元和生「独眼流政宗」の顔)
どこが独特なのかと言うと、
・鼻に横の骨組みを入れない
・わざとかすれた墨の線を使う
・関節や筋肉を極端に盛り上げる
などだそうです。
他のねぶたにはない雰囲気がありますね。
それでは最後に、
わたしのいちばんのお気に入りを。

(画像15:竹浪比呂央「戻り橋」マルハ)
これが近づいてくるだけで、
ハッとさせられるものがありました。

(画像16:竹浪比呂央「戻り橋」の正面)
能や歌舞伎の「戻り橋」で、
渡辺綱の鬼退治です。

(画像17:竹浪比呂央「戻り橋」の見送り)
見送りで、鬼が正体を現す。
伝統の中に自分の魂を吹き込む、
ねぶた師・竹浪さんの力作です。
いかがでしたでしょうか?
ところで、ことしは
どのねぶたが受賞したのでしょうか?
「続きを読む」でご覧ください。
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2010年08月21日
夏アカネ
残暑
お見舞い申し上げます。
お盆も過ぎたというのに、
暑い日々が続いています。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
きょう、蓬を摘みに行ったら、
赤とんぼを見つけました。
夏アカネが山から下りると、
いくらか涼しくなってくると言います。
まだ猛暑の続く地域も多いかと思いますが、
どうぞお体にはご自愛のほどを。
2010年08月16日
大安寺コンサートの御礼
先日予告したように、
8月13日、
下北半島の大畑にある曹洞宗円祥山大安寺の、
お盆をキャンドルで迎えるイベントで、
二胡を演奏させていただきました。

大安寺は「田名部海辺三十三観音」の第九番札所で、
第十番札所の大行院(現在の大畑八幡宮)にあった聖観音も、
いまはここに置かれています。
演奏に先立って、お寺のご案内で、
二つの観音さまにお参りさせていただきました。
ちなみに、真ん中が第九番、
向かって左が第十番の観音様です。

演奏は本堂で行なわれました。
ステージの脇には十六羅漢があって、
その上に「大安霊場」の額。
お寺の説明では、なんと勝海舟が書いたものだそうです。
これだけでも、このお寺の歴史を感じさせます。

夕方、まだ明るいうちに、
参道にキャンドルがともされました。
お盆の迎え火をキャンドルでというイベントなのです。
わたしは演奏していたので、残念ながら、
キャンドルの明かりが宵を照らす時間の写真は、ありません。
ちょうど台風の通過が予想されていましたが、
台風は前の日に過ぎ去り、
朝から真夏の暑い一日となりました。
それでも大勢の方が聴きに来てくださり、
ありがとうございます。
お盆のお寺で、それもキャンドルに囲まれて演奏できるということは、
めったにあることではないので、
たいへん光栄に思っております。
お招きいただいたお寺の方々や、
当日にボランティアで準備をしてくださった方々に、
御礼申し上げます。
2010年07月31日
大安寺迎え火キャンドルナイト(予告)
8月13日に、
青森県の下北半島にある大安寺というお寺の、
お盆をキャンドルで迎えるイベントで、
二胡を演奏させていただくことになりました。
「迎え火キャンドルナイト&コンサート」
2010年8月13日(金曜日)
17時30分~20時
曹洞宗円祥山大安寺本堂・参道
(むつ市大畑町本町80番地)
電話:0175-34-2926
http://www.daianji.jp/
演奏は18時から45分間で、場所は本堂。
二胡は、わたくし阿部かなえ。
伴奏が田中とおるさん(シンセサイザー)です。

大安寺は、
江戸時代の紀行家・菅江真澄の日記にも登場する、
由緒のあるお寺です。
大畑は津軽海峡に面する湊町で、
大安寺には北前船にかかわった人たちの墓もあります。
このお寺で演奏できることを楽しみにしています。
2010年07月08日
専求院の宵宮
宵宮を津軽では「よみや」と言います。
宵宮の行なわれる神社やお寺の前に屋台が並び、
大勢の人で賑わいます。
先日、弘前市の浄土宗無一山専求院で宵宮がありました。
専求院は、昨年、弘前教室の会場を貸してくださったお寺です。
お寺のお母さんからお誘いの電話をいただいたので、
出かけてきました。
専求院の宵宮は、本堂の中に檀家の皆さんが集まって、
精進料理を振る舞うのが特徴です。
精進料理といっても、素朴な郷土料理で、
こごみの白合え、蕗の煮びたし、豆の炊き込みご飯、
などが並んでいました。
お寺と檀家の皆さんが心を込めて作ったご馳走です。
料理はセルフサービスですが、次から次へと運ばれてきて、
少しずつつまんだだけですが、おなかいっぱいになりました。
皆さんの心遣いに感謝。ごちそうさまです。
帰りに観音様のお札と赤飯をいただきました。
専求院は、津軽八十八ヶ所霊場の五十八番札所で、
誓願寺の「鶴亀門」の門前左側にあります。
一度、お参りなさってください。
2010年06月29日
NHK文化センター1周年
7月で一周年を迎えます。
一年間よくがんばりました、ということで、
レストランテ・グラナダで懇親会を開きました。
このスペイン料理店は、
同じNHK青森文化センターでスペイン語を教えておられる、
エンマ・サンチェスさんのお店です。
二胡講座を始めた一年前は
「希望と不安でどきどきでした」
という生徒さんたちも、一年の練習で上達もし、
「すっかり二胡が大好きになった」とのこと。
なごやかに食事をしながら歓談し、
秋には「おさらい会」を開くことになりました。
2010年03月08日
三内丸山遺跡でコンサート
2010年2月27日、青森市にある縄文遺跡
「三内丸山遺跡」でコンサートがあり、
出演させていただきました。

(画像1:三内丸山遺跡の大型竪穴式住居)
このコンサートは「青森観光コンベンション協会」が、
東北新幹線が12月に青森まで開通するにあたり、
冬の観光客誘致を促進するためのひとつの実験として、
三内丸山遺跡でのイベントを試みたものです。
二胡とジャンベで、次のようなプログラムを組みました。
1.ドゥンドゥンによる即興(ドゥンドゥン)
2.二泉映月(低音二胡独奏)
3.空山鳥語(二胡独奏)
4.バーラクランジャン(ジャンベ)
5.賽馬(二胡とジャンベ)
冬にしては暖かな日とはいえ、
雪国の遺跡の中はさすがに寒かったのですが、
演奏は楽しめました。
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2010年01月04日
謹賀新年
青森は吹雪の中の初春を迎えることとなりました。
皆さんの地域も寒いでしょうね。
昨年急に思い立って始めたこのブログですが、
あまり更新が頻繁には出来ていません。
それでも見てくださっている方もあり、感謝しています。
今年もよろしくお願いします。
皆さまにとってよい年でありますように。
2009年11月16日
親睦会を開きました
親睦会は、生徒さん同志がお互いを知るよい機会になりましたし、これから合同練習会を開こうという提案が出されるなど、食事をしながらの楽しい交流のひとときでした。生徒さんたちの希望を取り入れ、これから数ヶ月に一度の合同練習会を行ないたいと思います。将来は、二胡の合奏などに取り組めればよいと考えています。
2009年08月30日
NHK青森文化センターに新規のクラス
10月からの新規講座を増設します。
新規講座の生徒を募集します。
(継続の講座は、7月から受講ずみの方のみ)
講座の日時は次のようになります。
曜日:第二と第四の水曜日(昼の講座と夜の講座があります)
時間:
新規(昼)午前10時00分から午前11時00分まで
継続(昼)午前11時00分から正午12時00分まで
新規(夜)午後5時30分から午後6時30分まで
継続(夜)午後6時30分から午後7時30分まで
料金:3ヶ月(6回)15,750円(消費税込み)
*NHK青森文化センターに入会してください(入会金3,150円)
*受講料は、3ヶ月分をNHK青森文化センターに前納してください
*別途、テキスト代など、実費をいただきます
*楽器はあわてて買わないでください。講師が相談に乗ります。
場所:NHK青森文化センター(青森ワシントンホテルの3Fです)
申込:NHK青森文化センター(電話017-735-2111)
今回は一日体験講座を行ないませんので、
見学をご希望の方は、NHK青森文化センターへ見学を申し込み、
9月に「継続」のクラスへお出でください。
9月の講座は、8月にお盆休みがあったため、
9日・23日・30日となっています。



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